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自由のヨーロッパと隷属のアジア<2>
前回の続きです。(自由のヨーロッパと隷属のアジア<1>http://thailand803.blog83.fc2.com/blog-entry-32.html)

「なんでアジアへの蔑視は始まったのか?」
タイに来てもこの疑問は解けないままでした。そんなあるときタイの紀伊国屋で、こんな本を見つけました。

世界史とヨーロッパ (講談社現代新書)世界史とヨーロッパ (講談社現代新書)
(2003/10/20)
岡崎 勝世

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この本にアジア蔑視を理解する鍵があるとはつゆ知らず、たんに歴史の勉強しなおしたいなぁ、と思って読みすすめると、「古代的な三重構造の世界」についての部分がありました。この、古代的な三重構造によると、自然的秩序によって世界は

1 自由市民、真の人間 ヨーロッパ人の世界
2 劣った人間、隷属の民族アジアの世界
3 怪物の世界

の3つに別れていると信じられていたそうです。ギリシア時代には、ヨーロッパとアジアという2つの地域は違う特質を持つと考えられていたものの、優劣の判断はされていなかったのですが、紀元前4世紀くらいから状況は変わってきます。

広範囲で奴隷制が普及するようになり、さらに多くの奴隷がアジアから送られて来ていたので、アジア人は放縦で隷属的、野蛮であるとする考えが広まるようになりました。アジアへの蔑視は、ここから生まれたのだとも言われています。エウリピデスは、彼の作品中で

「ヘラスが夷的を支配することがあっても、夷的がヘラスを支配することはなりませぬ。あちらは隷属、こちらは自由の民なのです。」

と書いたとか。さらに、哲人政治を理想としたプラトンは、人々はその身分にあった職業につくべきだと考えました。高尚な人間は高尚な仕事、低俗な人間は低俗な仕事をすべきっていうことね。これからいくと、奴隷という職業につくアジア人は、不完全な精神の象徴だったらしいのです。

思ったより... 根が深い起源のある概念でびっくりです。まさかギリシアまでさかのぼるとは!
でも考えてみればそうかもね。この頃から、アジアとヨーロッパ間の争いは始まっていた訳だし、その結果と過程を通してお互いに優劣をつけるのは充分ありえる話しです。

この概念を覆すことは、はっきり言って結構難しいんじゃないかと思う。だから、前の記事に書いた衝撃発言をしたクラスメイトの脳にインプットされている情報は、彼女のせいだけじゃないと思うのです。もちろん個人的な気持ちも大きいだろうけど。だから、わたしはこの概念を覆そうと、それだけを見据えて頑張るよりもアジアのポテンシャルをもっともっと知って、その発展のお手伝いをしてていきたいのね。これは大きな話しになっちゃうけど、わたしの将来の一つの目標でもあります。

私の乏しい文章力ではいかんせん限界があるので、興味を持った方はぜひ上記の本を読んでみて下さい!




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