คุฌพระช่วยなまいにち。
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Posted by ヘザー
 
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ワット・プラバートナムプー <1> 最初のいちにち
バンコクでデモが起こっていて、授業もしばらくお休みなのでロッブリー(バンコクから2時間くらい)にある、プラバートナムプー寺院に行ってきました。友達が誘ってくれて、デモに忙しいバンコクを2人で脱出!!ここは通称「エイズ寺」と呼ばれています。HIVの感染者の方達がこの寺院内で共同生活を送っています。寺院内に家やバンガローのような家に住んで生活している患者さん、病棟でケアを受ける患者さん、また症状の軽い人は、スタッフとして重症の患者さんのお手伝いをしながら暮らしています。

施設内はとてもフレンドリーな雰囲気で、すれ違う人みんな笑顔で挨拶をしてくれます^^
名前は?どこから来たの?大学でどんな勉強しているの?などなど、みんな興味を持って聞いて下さいました。

lopburi.jpg
ちなみにお寺の周りはこんな感じ。気持ちいいー!!バンコクから少し離れるとタイはすぐ田舎になります・・・笑


施設内を軽く案内してもらってから、病棟へ。初めて病棟に入ったときはやっぱり少しどきどきした!
患者さんから注がれる好奇と、ちょっとした不信感みたいな目。「わたしここにいていいのかな」って思ってしまった。ここで、日本人で月に10日間くらいボランティアをしていらっしゃるマミさんという女性に出会いました。
マミさんの案内と助けで、私たちの体験は本当にかけがいのないものになったし、これからもこのお寺に関わっていきたいって決意するきっかけになりました。


午後からはいよいよ病棟でボランティア。マスクに2重の手袋を着用。感染予防と理解しているからこそ、緊張感も高まってしまいました。
私たちボランティアの主な仕事は、患者さんのマッサージ。自分で動くことの出来ない患者さんは、血行も悪くなってしまいがちだし、疲れもとれにくいそうです。メンソール系のクリームのチューブを持って、患者さんの間をまわります。あとはごはんの配膳、おむつ換えとか。大人のおむつ換えなんて初めてで、緊張感はあったけど、介助に慣れている患者さんは、お尻をひょいっと持ち上げて器用に協力してくれたりも。自分でおむつ外しておいてくれたりね。これにはちょっとびっくりした。笑

一番最初にマッサージさせて頂いた患者さんは、おしゃべり好きなおじさん。マッサージ中ずっと、会話が止まらない!!このお寺には1年前に来たんだよー、とか息子さんの話しも聞かせて下さいました。わたしも初めてのマッサージだったので、「ここ痛い?」「強さはどれくらい?」とかいろいろ質問させてもらって、その後の患者さんに生かせたかなー^^

タイではみんな「チューレン」っていうニックネームで呼び合います。タイ人の本名は難しくて長いものが多いし、子どもの本名を呼ぶと子どもが霊に連れ去られる、などの民間信仰もあってチューレンを使うんだとか。わたしのヘザーという名前はタイ人にはちょっと難しい。英語のRの発音ってタイ語とは違うもんね。だから、タイ人はみんなわたしのことを「hee-saa」っていう感じで呼ぶのです。(これはこれで可愛くて好き。笑)

この仲良くなったおじさんが、わたしにタイ語のチューレンを付けてくれました!
それは・・・ ไพฑูรย์(ファイトゥーン)。
猫の目、瑠璃っていう意味なんだって。余談ですがわたしは猫が大好き!おじさんに猫の話しはしてないけど、偶然?なのか必然なのか?すてきな名前で嬉しい(^ω^)

マッサージ中はとにかく暑い!!!!!病棟にクーラーはありません。患者さんのベッドサイドに扇風機があったりするけど、全身をマッサージしているうちに汗だくになります・・・暑苦しいボランティアでごめんなさい!と重いながら働いていました。笑
しかもマスクに手袋着用だから更に暑くて・・薄いゴムの手袋のなかは汗でべたべただし、マスクの中はもちろん、唯一出ているおでこからも汗がぽたぽた。そんな私にマッサージが終るとジュースだのコーヒーだのお菓子をくれるみなさん。

マッサージしながらたくさんの人と話した。しかもマッサージってその人の体を実際に自分の手で触るものだから、一人ひとり違う病気の状態、肌の状態、筋肉の状態をひしひしと感じました。みんな違う人生を送って来て、それでもエイズという病気でみんなここに来ている。「病人」というくくりではみんな一緒だけど一人の人としていろんな思いがあって、いろんな経験をしてきてるんだよね。ここはターミナルケアの場所であるから特に、病人であっても「人対人」の関係を崩したくないなって思った。

わたしは、小難しい本を読んで頭を悩ませるのも、自分の手に取れない大きなものについて他人と議論するのも好き。だから大学に入って最初の1年は、政治とか国際関係とか、理論が核をなすものが大好きだった。目に見えないものを目に見える型にはめられるような気がしたから。宗教の勉強もたくさんした。政治と同じように目に見えないものの代表でもあると思ってたから。いまも、そういう勉強は嫌いじゃないけどね。でも、タイにきてから、説明できない人間の感情と尊厳についてももっともっと考えるようになって、その一つの究極の形をここで見た気がする。難しい理論も必要かもしれない、でもそれで心ない人間にはなりたくないし、援助の現場も、実際の問題も知らないで国際支援に関わろうなんて、全くの門外漢じゃないかって思う。汚い仕事(汚職とかじゃなくて実際に手の汚れる仕事のことね。)もしなきゃいけないし、汗だくになってでも、わたしはこの人たちに寄り添いたいって思った。

この日は4人の全身マッサージ。数は多くないように見えるけど、1日目ですっかり筋肉痛!!
この日はここまでで終了。





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Posted by ヘザー
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[エイズホスピス
ワット・プラバートナムプー <2> お坊さんとエイズの認識
ワット・プラバートナムプー <1> 最初のいちにち 
http://thailand803.blog83.fc2.com/blog-entry-35.html

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このお寺には、感染者のお坊さんもいらっしゃる。感染してから仏門に入る方もいるんだって。
もちろん感染者じゃないお坊さんもいらっしゃる訳だけど、1日目お昼ご飯の前に一息ついていたら、この辺りの高名なお坊さんがお寺に来ていらっしゃった。日本から来た大学生で、このお寺ではボランティアとして働いています、とかお話をしてたんだけど、お坊さんは「自分もここに来ているけど、いつか感染するんじゃないかという不安が頭から離れない。」とおっしゃっていたのでびっくり。このお坊さんは、エイズに感染するんじゃないかっていう不安から、病院にいって検査もしたことがあるとか。

ここで復習?しておくけど、エイズの感染経路って血液感染、性行為による感染、注射針など医療器具の使い回し、あとはタイにきて知ったものでいうと、不衛生な環境での刺青によって、傷口から菌が入るもの、などなど(タイ人は宗教的な理由も含めて、刺青をしているひとがすっごく多いです。)。

monks.jpg
タイ社会で人々の尊敬を集めるお坊さんでも、エイズの認識は・・・


エイズについての勉強って、日本の学校でも軽くするよね。いま日本ではエイズの感染者が若者を中心に増えて来てるって日本にいたときの大学の授業で習ったけど、日本ではまだ「エイズは途上国の病気」っていう認識がどこかにあると思う。例えばエイズっていったらアフリカがイメージされるとかね。アフリカにエイズ患者が多いのは事実かもしれないけど、日本でもいま着実に感染者は増加しているし、印象がないかもしれないけどロシアだって、エイズの問題は根強いんだよ。ロシアの政治の授業では、ロシア国内の大きな社会問題の一つとしてエイズが紹介されていたし。そんな意味で、エイズの人たちのためだけにホスピスが存在しているって、他の国にはなかなかないのかもね。

でもエイズに関する誤解はまだまだ根強い。タイでお坊さんといえば、一般の人に尊敬されて、教養もあって、っていう存在です。タイ国内でもトップクラスのインテリに入るんじゃないかな。確かにエイズの専門知識がないことは責めるべきじゃないけど、空気感染しないっていうベーシックなことも知られていないのが一般の現状なんだってショックだった。

わたしたちみたいなボランティアが入って、エイズについての認識を広めること、また、この施設に「社会から取り残された」存在であるエイズ患者の方たちがいることを知らせること。こういう草の根的な活動の意味が本当にあるのかはまだわたしには分からないけど、いま自分にできることはこの施設に責任をもって関わることな気がする。





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[エイズホスピス
ニュースから
UDDの政府に対する抗議活動で日々忙しいバンコクです。
わたしは今日、最後のひとつ International Relationsの中間テストが終わってほっとしているところです!バンコク市内での抗議活動は、段々と治まって来ているけど交通機関への影響は依然としてあります。封鎖されている通りがあるのでバスの通る道が変わったり、「これ以上行かないからここで全員降りて!」とかね。笑 学校も何日か休講になりました。

さて、前記事ふたつでボランティアをさせて頂いたエイズのホスピスについて更新しました。
今まで、エイズに対する意識がそんなに高くない日本に住んでいたこともあって、私自身のエイズ問題に関する関心もそんなに高くなかった。タイに来て、ボランティアに行かせて頂いて自分の中での意識もやっと変わってきました。

バンコク市内でUDDが行った抗議活動の一つに、支援者から集めた血液をまき散らすっていうものがありました。赤シャツ派の医療関係者が採血を行ったそうです。これに関するニュースはかなりの数が書かれていますが、とりあえずひとつ紹介します。

"UDD says blood flowed freely"
http://www.bangkokpost.com/news/politics/34540/udd-says-blood-flowed-freely

いくら医療関係者が採血を行ったと言われているとは言え、このような現場で本当に感染予防が徹底して行われているかは怪しいと思う。抗議活動で熱くなって、エイズの予防のことなんて頭の中になかったのかも知れないけど、お寺から帰って来てまずこのニュースをみた私は、すごくショックだった。

エイズに感染したら、身体的な辛さだけじゃなくてエイズという病気に付随する偏見とも付き合わなければならない。感染したひとたちが、社会から忘れ去られたようにひっそりと暮らしているエイズ寺。面会に来る人もそんなに多くないはず。

この抗議活動を行った人たちにどれくらい感染予防に関する意識があって、どのような措置をとったかは分からない。こういうところからも、タイ社会のエイズ感染に対する意識を感じるなぁ、と思ったのでした。





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[エイズホスピス
2回目の訪問にあたって
先月のプラバートナムプー寺院の訪問から一ヶ月、ソンクラーンの休みを利用してもう一度訪問するにあたって考えたこと。わたしはどうしてここでボランティアをしたいのか?何をしたいのか?っていうこと。

私は、ホスピスで看護士をしている母の影響で、医療の現場は多く見てきた。二胡という楽器で音楽療法の活動をしていることも相まって、母の病院だけでなく老人福祉施設、障害児の施設、総合病院などいろんなところに楽器を持って行き、演奏活動をしていた。最初のころは、人間病気になるとこんなふうになってしまうんだ・・・というショックがなかった訳ではない。それは見た目だけの問題じゃなくて、まるで尊厳を失って自己決定も身の回りの世話も全て他人に任せなければならない状態に、わたしは何よりショックを受けた。それが本人の意思なのかそうじゃないのかも分からないままになってしまうのが、わたしにはすごく怖いことに見えたのね。

ここから思い出す話しがある。

私の母方の祖母は、5年前にガンで他界している。最後のほうは自宅介護で看取ったんだけど、このわたしのおばあちゃん、人から介護される状態になってもいつものおばあちゃんらしさをなかなか失わずにいてくれた。

大正生まれにしては背が高くて、しかも色白でおしゃれが大好きだったおばあちゃん。少し髪が伸びれば「お出かけできなくなる」と美容院に行きたがったり(もう実際ほとんど出かけられなかったけど)して、母が美容師さんと相談して、負担の少ない形で髪をカットしてもらいにいっていたし、私の演奏会があれば、一番のおしゃれをして車椅子で最前列に場所をとって見に来てくれた。もちろんこんな風だから、口が減らなくておばあちゃん自身も、家族ももどかしいところはたくさんあったけど、体が動かなくなっても、最期まで「生意気でおしゃれな」彼女らしくいられたことは、本人にも家族にもすごく大きな支えだったのね。看護はもちろんだけど心理面としては、おばあちゃんがその人らしく居続けられるように助けることが、私には一番大事に思えた。しかもその部分は双方にとって楽しくもあるしね。

もうひとつ。

福祉とか介護とかに興味があった私は、中学校の職業体験で老人福祉施設に働きに行かせてもらった。その前日に母に、お年寄りのお世話をさせて頂く時に気をつけていることってある?って聞いてみた。すると母はこんなモットー?があるらしく教えてくれた。
「施設や病院のひとはよく、そのひとのことを『おじいちゃん、おばあちゃん』って呼んだりして赤ちゃん言葉で扱うよね。でもその人には名前があるの。名前が分からない時以外、きちんとお名前を呼ばせてもらいなさい。頭のしっかりしている方には、特にきちんとした言葉で臨むこと。その人は『おばあちゃん』ではなくて、一人の人格と人生の歴史があって、いつまでもその人の人生の主役でいるべきなのだから。」


これ、子ども心に、お母さんかっこいいなぁーって思ったからよく覚えているんだけどあれから自分が随分大人になって改めて咀嚼してみたとき、わたしが奉仕をしたい理由はここに見つかる気がしたのです。

つまり、わたしはその人が病気になろうとも、尊厳を持ち続けていられるような環境に安心感を覚えるということ。自分はたまたま五体満足で、他人を助けられるツールを与えられているのだからそれを使って、そのひとがその人らしくいられるお手伝いをしたい。少しでも快適にいられるようにすることで、そのひとが健常なときと同じような精神状態に少しでも近づけたら・・・っていうのが私の願いです。





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